講義内容に関する質問2021-06-13T20:34:07+09:00

実際の講義中にあった質問事項です。心不全緩和ケアの領域はまだエビデンスも乏しく現在日々更新されているところです。そのため、ここに書かれていることが最新のことではありません。また診療報酬や加算に関する項目は各審査支払機関や厚生局のとりなすところとなっており、統一的な見解が難しいところであることをご理解の上、ご覧になって下さい。

QOLを測定する指標は?2021-06-13T20:19:17+09:00

EQ5D、SF-36、KCCQ, ミネソタ心不全質問表などがあります。

遺族ケアはどうすればよいのか?2021-06-13T20:18:35+09:00

死後に電話したり、訪問したりすることもありますが、遺族ケアは亡くなる前から始まっているという考え方も重要です。患者が亡くなる前から家族の悲嘆の表出につとめ、心理ケアを開始することが重要です。

モルヒネ以外の選択肢としてオキシコドンの使用は実際行われているでしょうか?2021-06-13T20:16:50+09:00

モルヒネ以外のオピオイドに関しては、現在のところ、質の高いエビデンスはないのが現状です。がん患者の呼吸困難に対しては、今年度ガイドラインが改訂作業中です。オキシコドン、フェンタニル、ヒドロモルフォンについて、システマティックレビューがされています。腎機能障害時には、オキシコドン、フェンタニル、ヒドロモルフォンが使用されることがありますが、いずれにしても保険算定上は適応外使用となります。症状詳記を記載して、保険償還されることもありますし、地域によっては難しいことも聞いております。透析患者では、フェンタニルが選択されることが多いと思います。こちらもリスク・ベネフィットを考慮して投与することになります。こちらも適応外使用となります。

モルヒネの皮下注射と静脈注射の違いを教えて下さい。2021-06-13T20:16:02+09:00

皮下注射は24G針で実施可能、メイン輸液による後押しが不要、小型シリンジポンプで実施可能、静脈路確保が不要などのメリットがあります。効果についてはレスキュー使用時の効果発現までの時間が静注に比べ時間がかかりますが、それでも15分程度では効果が発現します。

腎機能障害がある場合のモルヒネの使用について教えて下さい。2021-06-13T20:14:12+09:00

腎機能障害がある時は代謝産物が体内に蓄積することに留意し、2.5mg/日から開始する、はじめは5mg/日から開始しすぐに減量するなどの配慮を行ってください。

以下を参考にしてください。

循環器疾患における緩和ケアの提言

https://www.j-circ.or.jp/cms/wp-content/uploads/2021/03/JCS2021_Anzai.pdf

腎機能障害をもつ心不全患者に対するモルヒネの使用について
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31158049/

ミダゾラムやプレセデックスの鎮静の適応はどう考えればよいのか?2021-06-13T20:10:54+09:00

統一した見解はなく、以下の手引をご参照ください。

がん患者の治療抵抗性の苦痛と鎮静に関する基本的な考え方の手引き
http://www.jspm.ne.jp/guidelines/sedation/2018/index.php

代理意思決定者は何人までよいのか?どうやって決めたら良いのか?2021-06-13T20:10:03+09:00

定まったものはなく、人生の最終段階の意思決定プロセスガイドラインやE-FIELDをご参照ください。

人生の最終段階における医療・ケアの 決定プロセスに関するガイドライン 解説編
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-10802000-Iseikyoku-Shidouka/0000197702.pdf

E-FIELD 意思決定支援教育プログラム
https://square.umin.ac.jp/endoflife/2020/general.html

外来診療での緩和ケア加算も、末期心不全患者の要件は12か月で2回の予期しない心不全入院などが必要でしょうか2021-06-13T20:07:14+09:00

必要で、それに加え麻薬の処方も必要であり、ほぼ算定されていません。

緩和ケア診療加算のためには精神科の常勤が必要か2021-06-13T20:06:35+09:00

必要です

緩和ケアに替わる良い言葉はないか?(職員・患者に抵抗感がある)2021-06-13T20:06:11+09:00

サポーティブケアチーム、ハートサポートチーム、痛みや苦しさの相談をするチームなどがあります。

頻回の利尿薬静注も末期心不全の緩和ケア診療加算算定要件と考えてよいか?2021-06-13T20:04:42+09:00

考えて良いと思いますが、詳しくは各地方厚生局等しかるべきところにご確認ください。

循環器内科医ではない医師ですがHEPTを受講できますか2021-06-13T19:52:40+09:00

はい受講できます。HEPTの受講要件は心不全診療に携わる卒後3年目以降の医師です。

初期臨床研修中の医師は受講できませんのでご容赦ください。

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